年間10組様限定

沿革

天龍寺地図

天龍寺

天龍寺は臨済宗天龍寺派大本山の寺院。本尊は釈迦如来、開基は足利尊氏、開山は夢窓疎石である。足利将軍家と桓武天皇ゆかりの禅寺として京都五山の第一位とされてきた。「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されている。

天龍寺地図

宝厳院

臨済宗大本山天龍寺の塔頭、宝厳院。寛正2年(1461年)細川頼之が聖仲永光禅師を開山に迎え創建されました。

見どころは、嵐山の自然を巧みに取り入れた回遊式庭園「獅子吼(ししく)の庭」。獅子吼とは、「仏が説法する」という意味で、庭園内を散策し、鳥の声、風の音を聴くことによって、人生の真理、正道を肌で感じ取るように造られました。江戸時代の京都の名所名園案内記「都林泉名勝図会」にも掲載された名園で、春は桜や新緑、秋は紅葉、庭園を覆う苔など1年を通じて楽しませてくれます。

黄梅院境内地図

モミジのトンネル

玄関門へと続くモミジのトンネル。初夏はその青さを、秋は鮮やかな真紅で参拝者を楽しませてくれる。

苦海・三尊石(くがい・さんぞんせき)

六道を表す苦海を丸い黒石で表現し、その奥に三尊石で表された釈迦如来が鎮座する。

獅子岩(ししいわ)

獅子のような顔を持つことから獅子岩と名付けられる。『都(みやこ)林泉(りんせん)名勝(めいしょう)図会(ずえ)』にも掲載されている。2億年前の海底の堆積物が圧し固められたもので、非常に硬度が高い。

無畏庵(むいあん)

「無畏」とは畏れることなく法を説くことを意味する。時代劇の撮影にもよく使われる枯淡な建物で、公開中はお抹茶を提供している。

本堂

十一面観音菩薩を本尊、三十三体の観世音菩薩と地蔵菩薩を脇仏として祀っている。また、観世音菩薩の33の姿を現した田村能里子画伯筆の襖絵「風河燦々三三自在」が納められている。

書院

1919年に建てられた数寄屋建築。獅子吼の庭に面する窓ガラスからは、額縁の中にあるような風景が見られる。